最近、
レイキ伝授の際、印象的なイメージを見せられることがとても多いということに、今さらながらに気づき、今日もパソコンを開きました。
クライアントさまは、50代前半の、可愛らしい女性した。
見えたのは、人魚でした。
自由自在に海のなかを泳ぎ回る人魚です。
でも、それは彼女ではありません。
彼女は船乗りでした。
ヨーロッパの、大きな船にのる男性でした。
大航海時代に建造され、海を渡る任務についていた大型船に見えました。
さきほどの人魚は、船の水先案内人のように共に泳いでいました。
彼は舳先に立ち、大きな旗を振っていました。自分たちの船、もしくは国の象徴である旗を振り、存在を誇示するかのように派手に振っていました。
しかし彼は、船に上がってきた敵に腹を裂かれて絶命しまったのです。
そして、船乗りである彼女と人魚とは永遠の別れになってしまったのです。
私はイメージを人魚として捉えましたが、実際にはそうではないと思います。
人魚はおそらく、泳ぎの上手な娘の象徴でしょう。
次にレベル2のアチューンメントにおいて、私が垣間見た映像は、江戸時代周辺の有力者の娘、つまりお姫様にまつわるものでした。
紅色や茜色の着物がよく似合う、若いお姫様でした。
結いあげられた髪には、かんざしがきらきらと輝いていました。
しかし、彼女もまた殺されてしまうのです。
刀で、残酷にも袈裟がけに切られ、絶命してしまうのです。
愛する者たちとの、自分の意志などこれっぽちも反映していない、永久の別れをまたしても体験してしまうのです。
私はクライアントさまに尋ねました。
「親しい人とちょっとでも離れるの、嫌じゃないですか?
涙が出るほどに、身を裂かれるように嫌じゃないですか?
たとえば、自分の子供たちとか…」
彼女はうなずきました。
「嫌というより、恐怖なんです」
そして彼女はつづけました。
「先生、実は私、刃物で切られたようなものを見るのが怖いんです。子供のときからです。
しかも、ぐちゃぐちゃになったものは不思議と平気なんですが、刃物でスパッと切られたようなものが昔からダメで…」
彼女たちが生きたのは、自分の意思など関係ない時代でした。
争いがあれば殺される。お姫様であってもです。
彼女は平和な今生に生まれてきても、前世の影を色濃く引きずっていたのです。
私は彼女に伝えました。
「現代、少なくとも今の日本では、残酷に殺されることは絶対にありません。事故にでも遭わないかぎり、愛する人と永久の別れをすることはないのです。
今生であなたがしなければならないことは、もしかしたら恐れからの脱却かもしれませんね。
それをするために、あなたは
レイキ伝授を無意識のうちに選んだのでしょう」
彼女は、今まで抱いてきた疑問が一気に氷解しました、と微笑みました。
次に訪れた映像に、私は思わずうっとりしてしまいました。
美しい桜の咲き誇る大木の下に、あのお姫様が座っていたのです。
緋毛繊の上に上品に正座し、短冊に歌を書くお姫様の姿です。
私は気付かぬうちに尋ねていました。
「お酒でもお持ちしましょうか?」
と。
しかし、それに応えて姫は言いました。
「お菓子を…」
と。
私は微笑んでしまいました。
さきほどの、苦悶に喘ぐ姿が嘘のようです。
もう彼女は苦しんではいませんでした。
私はクライアントさまに伝えました。
「お姫さまは、桜が大好きでした。
その下で歌を詠むことをずっとしたかったそうです。
そしてその夢が、今叶ったのです」
すると彼女は目を見開いて言いました。
「先生、私は桜が大好きで、家からは岡崎城と桜並木が一望できるんですよ!」
もってこいの場所ですね、と私は答えました。
イメージの変化はそのままエネルギーの変化でもあります。
今日、彼女は黒い服を着ていましたがそれにもちゃんと理由がありました。
「目立ってはいけない、飛びぬけてはいけないっていう恐怖を私、子供のころから持っていました…」
目立てば殺される、という、前世からの恐怖に縛られていたのでしょう。
しかし、もうその必要はないことが、今日のセッションで明らかになったのです。
お姫様の好きだった、紅色や茜色や桜色の服を身にまとった彼女を、早く見たいものです。
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