☆「
天使の色彩1 ソウルメイト」のつづきです

次のレイキ伝授において私の脳裏に映ったのは、笠を深めに被り、杖をついた一人の僧侶でした。
己にも他人にも厳しい方に見えました。
妻帯が許されない宗派だったのでしょう、成人の女性のみならず、幼い女の子、果ては老女に至るまで身辺に寄せ付けないという徹底した修行僧でした。
彼が強い方だということは間違えありません。
どんな辛い修行にも耐えてここまできた方なのでしょう。
しかし、彼はある意味で「がんじがらめ」でした。
仏の道は辛く厳しいもの、という観念に囚われすぎていたのかもしれません。
しかし、このレイキ伝授において僧侶の表情が少しずつ柔らいでいきました。
終には草鞋を脱ぎ、足を崩して座り、青い空を仰ぎながら大きく深呼吸したのでした。
「こういう生き方もあったのだなあ」
そんな言葉が聞こえてきました。
彼は今生のクライアントさまにとても深い影響を与えていました。
よきにせよ、あしきにせよ、です。
信念を貫くというパワフルさは、クライアントさまにとって間違えなくプラスに働いていたことでしょう。
数々の逆境から、その度に這い上がってこれたのは、そのパワフルさがあったからなのです。
しかし逆に言えば、自身で作り上げた想念に囚われすぎ、我が身から自由を奪ってしまう、ということも多々あったはずです。
僧侶はクライアントさまの前世の1つであり、ガーディアンスピリットでもありました。
レイキ伝授のエネルギーを受け、僧侶ひいてはクライアントさまは確実に変化していくことでしょう。
前世とは異なる強さを、彼らはこれから手に入れることになるでしょう。
すべての存在に愛を放出するためのバックボーンとなる強さを求める道です。
楽しみに変化を経験していってくださいね。
このことを伝えると、クライアントさまは、不思議そうに目を見開いて言いました。
「実は先生、私、過去に幾度も僧侶を見ています!」
クライアントさまはとても感受性が強い方なので、イメージの共有はこのほかにも幾度もありました。
彼女はどうやら、肉眼でダイレクトにエネルギーを捉える、という能力を秘めているようです。
私の眼差し、そして両手のひらが金色に輝いている、と驚いた様子で話していました。
「先生のオーラ、金色ですよね

」
叫ぶように彼女は私に確認しました。
正面から言われると、何だか照れくさいです(笑)
クライアントさまの将来が楽しみですね
その夜、私は夢を見ました。
僧侶が微笑みながら、村の幼い女の子からお米をもらっている、という光景でした。
以前であれば、宗派の戒律を更に厳しくした掟を自らに課し、幼い女の子とはいえ一切寄せ付けなかった彼の、これが現在の姿なのです。
その穏和な表情は、「今、この瞬間」を生きることへの喜こびにあふれていました。
彼は確実に変化を遂げていました。
これ以降、クライアントさまの生き方も穏やかなものになっていくのでしょうね

次の日、クライアントさまがおっしゃったことがとても印象に残りましたので、記させていただきますね。
「先生、私、片方の耳が聞こえずらかったのですが、昨日レイキ伝授を受けてからとてもよく聞こえるようになりました。
本当にありがとうございました」
嬉しいです

愛するご主人のお声を今まで以上に楽しんでくださいね

☆次のページにつづきます


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