
今回のクライアントさまは、東京からいらっしゃった、五十代の上品な女性の方でした。
私を選んで、わざわざ東京と山梨の県境から名古屋を訪れてくださったのです

レイキ伝授を控えた朝、私は部屋を聖別し、パワーを満たす儀式を行ないます。
儀式の結果、部屋に不思議な変容が訪れることがありますが、経験上クライアントさまに何らかの関係のあるエネルギー変化であることが多いのです。
今日は、淡いラベンダー色のエネルギーが私の体を繭のようにつつみこみ、やがては家全体をすっぽりと覆うほどの広がっていきました。
その淡いラベンダー色のエネルギーに私は、優しく腕を広げる聖母マリアを感じました。
クライアントさまが拙宅のセッションルームを訪れたとき、私はそのイメージを彼女に伝えました。
「先生、数日前のことなんですが、私、マリアさまを見ているんです。
以前キリスト教について学んだことがあるのですが、キリスト教徒ではありません。
それなのに、です」
「こういう色の衣を着ていらっしゃったのではないですか?」
淡いラベンダー色のアロマボトルを指し示しながら尋ねると、彼女は大きく頷きました。
レベル3のレイキ伝授でのリーディングでわかったことですが、彼女にはキリスト教初期の伝導士という前世があったようです。
現代のキリスト教と黎明期のキリスト教とは明らかに違うものなので、彼女が入信を拒否したのも当然のものと思われました。
レベル1と2のレイキ伝授では日本的なエネルギーしか感じられなかったので、なぜレイキ伝授の朝、聖母マリアを捉えたのか繋がりがわかりませんでしたが、後日レベル3のイニシエーションを終えてからその理由が明らかになったのです。
しかしそのエネルギーが、レイキ伝授の間、クライアントさまと私とを守ってくれる存在であるということだけは確信していました。
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